環境?社會?ガバナンス事業活動における廃棄物の削減
富士電機は、「環境保護基本方針」および「環境ビジョン2050」に基づき、「循環型社會の実現」を目指し、サプライチェーン全體で3R(リデュース、リユース、リサイクル)を指向した活動を推進しています。その一環として生産時に発生する余材の再生利用向上を目指し、廃棄物(埋め立て処理)の削減に取り組んでいます。
事業活動における廃棄物の削減
製品における小型?軽量化や、規制物質を使わない設計、製造段階での品質活動による不良低減等による廃棄物の総量の削減に取り組み、再資源化、埋め立て廃棄物量の削減を目指しています。目標は、最終処分率(埋め立て処分量/廃棄物等発生量)を1%未満とするゼロエミッションです。
國內では、資源の3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進によるゼロエミッションを2004年度以降継続して達成しています。2021年度の國內の最終処分率は0.11%となり、目標値(0.5%)を達成しました。
一方海外では、セメント原料に再資源化していたマレーシアの無機性汚泥が、リサイクル事業者の引き受け基準の変更によって埋め立て処分となりました。その後汚泥の分別精度を高めたものの、最終処分率は7.6%に悪化し、目標値(2.7%)は未達となりました。そのため、2021年度の全社の最終処分率は2.3%となり、目標値(1.5%)は未達でした。
今後、マレーシアでの汚泥の分別制度をさらに高めることで最終処分率を改善し、2030年度までに「全社最終処分率1%未満」達成に向けて引続き取り組みます。
廃棄物発生量の推移

國內の最終処分量?最終処分率の推移

海外の最終処分量?最終処分率の推移

2021年度 廃棄物発生量の構成比(國內+海外)

2021年度 廃棄物最終処理量の構成比(國內+海外)
